サンゴの天敵!
NEWSブログをご覧の皆さんこんにちは~!!
最近部屋の湿度が50%・・。
加湿器を使うか悩んでいます。
フミです!!
私と言えば、海の生き物紹介シリーズ!!
今日は沖縄の海にいる「レイシガイダマシ」です。
実は本日、「珊瑚の保全活動」の一環で、この「レイシガイダマシ」の駆除を行ってきたんです。
そう。駆除!!!つまり珊瑚にとっては有害な生き物なんです~。
サンゴの天敵と言えば、オニヒトデが有名ですが、
最近ではレイシガイダマシによる食害が注目されています。
こちらがレイシガイダマシ。
レイシガイダマシ類は2~4cm程の巻貝です。
なんと!珊瑚を食べる為の歯舌をもっていて珊瑚のポリプ、やわらかい部分を食べます。
珊瑚を食べる気満々なんです!!!
オニヒトデもそうですが、珊瑚を食べるという行為自体は、
自然の食物連鎖の一部なので問題ではありません。
ただ、異常発生してしまったときに珊瑚を食いつくしてしまうので駆除が必要になってきます。
特にレイシガイダマシはオニヒトデの異常発生後、あとを追うように異常発生することが多く
オニヒトデ被害にあった珊瑚はレイシガイダマシにより瀕死の状態に追い込まれてしまいます。
こちらが本日駆除したレイシガイダマシです。
全部で73匹!!!
大きいものから小さいものまでサイズはさまざま!!!
珊瑚の隙間にいる為見つけるのが難しいうえ、ピンセットを使わないと駆除できません。
さらに、死んでしまったレイシガイダマシの殻をヤドカリが使っていることも多く
見つけた~!!と思ったらヤドカリだった・・・なんて事も・・・。
とっても根気がいる作業ですが、合間にウミウシを見つけたりと
別の楽しみもあったりします♪
こういった駆除作業は海の生態系のバランスを考えて行う必要があります。
なかなか難しい部分もありますが、キレイなサンゴを守るために
これからも「珊瑚の保全活動」を定期的に行っていきたいと思います!
それでは今日はこの辺で!!